イギリス留学記~the lion king
今回の渡英で見納めミュージカルはこちらでした。
チケットの買い方、参考にしたサイトなどよければ↓
ライオンキングは回数でいうと一番観てるし
正直今回もういいかなーと思ったんだけど
(安い席も取れなくて)
結果一番前の席という今まで観たことがない位置で、最後の最後に観たんだけど、
本当に本当に観て良かった。
個人的にちょっと思い入れがある作品で、
わたしをミュージカル大好きなこっちの世界に連れてきてくれた作品。
初めて観たときオープニングナンバーの
サークルオブライフの歌と演出に
もう頭で考えるより先に涙が出たのを
本当によく覚えてる。
その初めての感動と同じものを今回感じることが出来てオープニングから大感動の
涙が止まらなかったなぁ。(泣)
ディズニーアニメのライオンキングは
そこまで好きじゃないんだけど、
舞台版は本当にもうずっと
最高のアイデアを魅せられてる感じ。
だってそもそも動物を人間がやるって
なかなかじゃない笑?
手法が本当によく工夫されてて、
こんなやり方もあるの?!
クゥーってなるシーンばっかり。
ジュリーテイモアさんの頭の中も見たい!
(なにこれ、フフってのもあるけど笑笑)
日本の影絵からインスピレーションを
得たという手法も使われてるそう。。
あとほんとに1幕に楽しいシーンが
ギュギュっと詰め込まれてるもんで、、
サークルオブライフでなかなか泣いてからの
大好きなハイエナとスカーチームの
「chow down」「be prepared」、
この流れが最高に好き。
やっぱりヒール役のほうが好きなので、
ずっとスカーとハイエナが好きなんだよね…
人間ぽいよね、
エサをくれるなら働くよ?
長いものには巻かれるよ?
ってとこがさ。。
ハイエナって気持ち悪い顔してヘラヘラして何考えてるか分からない表情のマスクになってるんだけど、(9枚目参照)
とりあえずエサをくれそうな権力がありそうなスカーに付くんですね。
名前がエド(江戸)
バンザイ(万歳)シェンジ(真珠湾攻撃の真珠からシェンジ)
と、日本に関係することから取られてるんだけど。
ここまで書いて分かります??
ディズニーでさえ、日本をそういう風に
描くんだ、そう、見られてるんだやっぱり、
と知った時ちょっとゾッとしたのは
覚えてます。
(でもハイエナ好きなんだよなぁ。
やっぱり似てるからなのかな。。)
劇中のハイエナたち。
カッコいいんだよ、、歌が!!
2幕では大人になったナラの
「shadowland」が良かった〜。
完全な黒人さんが演ってたんだけど、
すごく美人だった!
体は小さいのに歌がパワフルで感動。黒人さんの声量ってなんであんなに凄いの?
そして今回は指揮者の方の表情まで見える位置でして。
本当に楽しそうに指揮してて、それ見てさらにテンション上がってました!
曲いいもんね〜
何回聞いても飽きないもんね〜
だよねだよねだよね〜って思いながら
指揮者の方もだいぶ見ました笑。
(写真は幕が下がり、カーテンコール後の
音楽をまだ奏でている指揮者の方です)
あとは黒人さんが着るからこその
美しいオレンジとイエローの衣装ね。。
ほんとにこれは黒人さんがやるからこそ
映える。
そして長い手足をうまく使うことで、
手が前足に見えること、頭のサイズが
そもそも小さいので自動的にかぶってる
マスクに目がいくこと、、
これは海外で前回見て本当にびっくりしました。
そこまで計算されたデザインや動きなんだなーと改めてジュリーテイモア…っ
てなったよね。
ああーほんとに良かったな。
今週末で帰るけど、これは安く後ろの席でなく、最後に一番前で観れて良かった。
また色々と初心に戻れた時間でした。
てかムファサとスカーってやっぱり
ソーロキと似てるよなぁ(マイティ・ソーシリーズです)
わたしずっと
スカーが好きだしやっぱりロキも
そもそも好きなタイプなんだなーと思っちゃった。
憎めないひねくれたおじさんが好きなのかな笑。
とにかく、
一番前の席で観る気はなかったのですが
観てよかった。
最高の時間をありがとうございました!
ria